何気なくラジオを聞いていると 「ぶ」動詞という耳慣れない言葉に行き当たった。 神戸にある有数の進学校で長く教鞭をとり 引退した国語の先生が 3日限りの特別授業を開いた。 それをレポートする番組で 私はその言葉を耳にしたのである。 前後の子細は不明だが 語尾が「ぶ」で終わる動詞を 知っているだけ挙げなさい という問いかけがなされた。 ラジオを聴きながら 私もやってみた。 「さけぶ」「あそぶ」「とぶ」 「よろこぶ」 「えらぶ」「まなぶ」「むすぶ」「しのぶ」 これが限度だった。 言葉を書き記しながら 私はフシギな気持ちになった。 「ぶ」動詞はどれも前向きな意味ばかり。 どうしてだろう? 「ぶ」で終わる言葉には 何か特別の魔力があるのか? 私の素朴な疑問であった そこで「ブ」言葉、 英語バージョンにもチャレンジしてみる。 「クリエーティブ(創造的な)」「イニシアティブ(創意に富む)」 「アクティブ