監督:田中誠 出演:前田敦子、峯岸みなみ 公式サイト 「もし蓮實重彦が『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(2011)』を見たら」という評論を書きたくなったがもちろんそんな面倒臭いことはしない。初日に劇場に行ったらガラガラだった。国民的アイドルだというAKB48のファンはどこにいるのだ!? やはり映画入場券の半券でAKB総選挙に投票できるようにするとかしないといけなかったのではなかろうか? その意味で、まだまだこの映画作者たちは顧客のことを考え抜いていないと思わずにはいられない。ちゃんとドラッカーに学んでいるのか? さて、原作自体はどうしようもない一発企画ネタ。映画はいくらか知恵を使っているようではあったが、しょせんは副音声+字幕の寝ていてもわかる方式映画(難病おまけつき)。 映画を見ていて思ったのだが、これ、最大の問題はチームが強くなるプロセスにまった
日本で最も有名な大衆文芸賞「直木賞」の非公式サイト「直木賞のすべて」を、インターネットの片隅で細々と運営しつづけていますが、直木賞に関することだけでブログをやってみたらどんな感じになるか、ちょっと興味がわいたので、やってみます。 直木賞は、とれなかったとしてもネタになる。とは、よく聞くことです。 うちのブログでも、直木賞に縁遠かったグループのことを何度か取り上げてきました。冒険小説。とれない。SF。とれない。推理小説。とれない。 ……で、上記のようなジャンル(あるいは、それを主に書く作家たちのグループ)はまだいいのです。いいと言いますか、傷が浅いと言いますか。とれなかったことを逆に利用して、作家自身がエッセイで毒づいたり、熱い読者たちがそれに呼応して、「直木賞め、なにくそコノヤロ」と声をあげたり。そうやって、語り継がれていってくれるからです。 直木賞の初期のころにも、じつはそんなグループが
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く