最近のことでしたか「岩波書店」が社員募集をするときに、応募は紹介状のある者と 条件をつけてしまいましたが、その昔の出版社であれば、問題にもならなかったでしょ う。 平凡社などは、昔はさむらいが多くそろっていることで有名でありましたが、その 方々が書いたものを見ましたら、ほとんど紹介による入社でありまして、しかも入社後に おいても二足のわらじをはき続けるという立派さであります。 今回、平凡社つながりとしたのは、小林祥一郎さんの「死ぬまで編集者気分」という 本を手にしたことであります。本当は、小林祥一郎、村山恒夫(新宿書房社長)、 石塚純一(札幌大学教授 出版文化史)という流れを話題にしたいのでありますが、 これは材料がすくないので、この流れとは違う人たちのものなどから話題をいただき です。 死ぬまで編集者気分―新日本文学会・平凡社・マイクロソフト 作者: 小林祥一郎出版社/メーカー: 新宿書