仕事にプライベートにと、大きな変化を経験する人も多い20代の間は、少し遠い未来にまで備える余裕を持てる人はそう多くはなかったかもしれません。 しかし、30代になった今、これから先の10年を「駆け抜ける」のではなく「積み重ねる」意識で過ごすことができれば、これからの生活、ひいては心にも大きな余裕を生み出すことができるでしょう。 改めて生活やお金まわりを見直し、貯金なしの状態から抜け出す方法について一度考えてみませんか? 30代の平均収入と貯金額 世帯別平均 金融広報中央委員会の統計によれば、平成27年度の30代勤労者世帯の平均年収は『618万円』、貯蓄(貯金)額は『670万円』とされています。 全体を見ると年収の1.1~2倍の貯蓄が平均値となっているようですが、こちらは年収1,000万円以上の人から200万円以下の人までを含めた平均ですので、実感としては「中央値」というものを見るのが良いかも