イタリアで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)閉幕後、「酩酊(めいてい)会見」した中川昭一前財務相(55)が、会見前、宿泊ホテルのレストランで読売新聞の美人記者や財務省関係者と昼食をとり、自らワインを頼んでいたことが19日、分かった。同行した財務省の玉木林太郎国際局長が、衆院予算委員会で明かした。会見前のこの場が、異変のきっかけになった可能性もある。また中川氏が会見後、バチカンを訪れていたことも判明。“脱線”行為の連続に、あらためて批判が起きそうだ。 中川氏がワインをオーダーした昼食会は14日、G7公式昼食会を抜け出した同氏が、別に開いたもの。宿泊したザ・ウェスティン・エクセルシオール・ローマのレストラン「ドネイ」で行われた。約40分続き、料理はパスタとサラダ。玉木国際局長によると、中川氏と玉木氏、政務秘書官、財務省関係者2人、通訳、中川氏の知人に加え、読売新聞の美人記者が出