世界自然遺産に登録されている鹿児島県・屋久島の登山道の風景が、インターネットの「ストリートビュー」で公開されることになった。登山口から縄文杉までのコースが閲覧でき、卓上のパソコンで登山気分が味わえそうだ。 ストリートビューはネットで検索した場所の街並みがパノラマ写真で見られるサービスで、米インターネット検索大手グーグルが提供。同社スタッフが2月、周囲360度を写せるレンズ付き機材を背負い、荒川登山口から縄文杉の展望台まで片道約11キロのルートを2日間かけて撮影した。夏ごろまでの公開を目指している。 グーグル日本法人は「世界中の人に屋久島を見ていただき、関心を持ってもらうきっかけになれば」と期待。富士山などの撮影も予定しているという。「におい検索ツールを提供」グーグル、またジョーク