RFリモコンを狙ったZigBee用SoC「CC2530」と、プロトコル・スタック「RemoTI」を発売した。 日本テキサス・インスツルメンツ(TI)は、同社として第2世代品となるZigBee通信用SoC「CC2530」を発売した(発表資料)。8ビット・マイコン・コア「8051」のほか、高周波(RFトランシーバ)回路やフラッシュ・メモリー、RAMなどを集積したSoCで、水晶発振器やアンテナのほか、フィルタやバランといったわずかな高周波部品を外付けするだけで使える。 第1世代品に相当する「CC2430」に比べて改善した点は主に2つある。1つは、高周波特性(RFパフォーマンス)を高めたことである。具体的には、受信感度は最高-97dBmで、従来に比べて3dBm高めた。また、隣接チャネルからの妨害を表す指標であるACR(Adjacent Channel Rejection)は49dB(±5MHz