人生の岐路で思い悩んでいる30~40代のビジネスマンたちに“追い風”を与える連載企画──今回ご登場いただいたのは、皆さんご存じのタレント兼漫画家・蛭子能収さん。 テレビではいつもニコニコ笑顔を絶やさず、その満面の笑みで、ときにとんでもない爆弾発言やKYな行為をケロッと披露してくれる蛭子さんが『For M』読者に向けて、独自の人生論や幸せ論を大いに語ってくださる……のか、本当に? 写真:佐坂和也 文:山田ゴメス タレント 蛭子能収 漫画家・タレント・イラストレーター・エッセイスト・俳優・映画監督……と、活躍は多岐にわたる。1947年10月、熊本県に生まれ、上京するまでは長崎県長崎市で育つ。看板屋・ちり紙交換・ダスキンのセールスマンなどの職を経て、『月刊漫画ガロ』(青林堂)で漫画家デビュー。以降、自販機本や官能劇画誌などアンダーグラウンドを中心に、数多くの不条理漫画を執筆し、ヘタウマ漫画家とし