去年、仙台市立の中学校で保健室登校した生徒に男性教諭が「保健室はお前のためにあるのではない」と叱責し、この生徒が不登校の状態になっていることがわかりました。 【写真を見る】「保健室はお前のためにあるんじゃない」男性教諭が生徒を叱責し不登校に 仙台 これは、13日の仙台市議会で明らかになったものです。それによりますと、去年の春ごろ、仙台市立の中学校で不登校になっていた2年生の男子生徒が保健室登校をした際、学年主任の男性教諭から、「保健室はお前のためにあるのではない」などと叱責されました。 生徒はその後、適応障害と診断されて、今も不登校の状態が続いています。学年主任は、生徒に保健室登校が認められていたのを知らずに叱責したということです。福田洋之教育長は、「情報共有が不十分だった」としながらも、「指導の意図がうまく伝わらなかった」と話しています。