モルモット(豚鼠[2]、英: guinea pig、蘭: cavia、学名: Cavia porcellus)は、テンジクネズミ属の一種。南米に生息するテンジクネズミ科の野生種が古代インディオのもとで家畜化された種である[3]。温和で比較的飼いやすいため、愛玩用として養殖されている齧歯類。 日本語でいう「モルモット」は、マーモットを意味するオランダ語「マルモット (marmot)」に由来する。1843年最初に長崎に天竺ネズミを持ち込んだオランダ商人がマーモットと勘違いしたことから生じた呼称である。オランダ語では普通 cavia というが、日本ではオランダ商人の誤謬が広まった[4][5]。 また、英語やオランダ語でいう「marmot(マーモット)」は、山に生息する他の齧歯(げっし)動物、リス科マーモット属、山鼠またはウッドチャックを意味する。 頭長が大きく無尾[3]。前足に4本、後ろ足に3本