タンザニア・モロゴロ(Morogoro)で行われる地雷検知訓練で、ダミーの地雷のにおいをかぐネズミ(2010年10月27日撮影)。(c)AFP/YASUYOSHI CHIBA 【11月9日 AFP】ピーターラビットの絵本からそのまま飛び出してきたようなネズミが、ピンク色の鼻先で地面をくんくんとかぎ回っている。ベルギーのNGO「APOPO」が地雷探知訓練を施しているところだ。 タンザニアのモロゴロ(Morogoro)で、「訓練場」をひょこひょこ歩いている生後2か月のメスのネズミ、バベット(Babette)。胸にはハーネスを装着されており、後ろをついて歩く2人の訓練士がバベットにまっすぐに歩く練習をさせている。 軽量で、鋭い嗅覚(きゅうかく)を持ち、餌で容易に動機付けすることができるアフリカオニネズミは地震探知にうってつけだと考えたAPOPOは、ここタンザニアで訓練プロジェクトを立ち上げた。ネ