<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年08月14日 (木)視点・論点 「先の大戦 いまだ終わらず」 アルピニスト 野口 健 アルピニスト野口健です。 今年3月17日にフィリピン、セブ島を中心に遺骨調査団に参加してきました。 先の大戦では、約240万人もの命が失われてます。 戦後の遺骨収集によって、約半数の124万5千体のご遺骨が帰国しています。しかし、残りの115万5千体のご遺骨は、いまだに戦地に残されたままです。 その今、カウラの捕虜収容所跡地にいきますと、亡くなった日本兵のですね、お墓がずらりとあるわけです。そのお墓を見に行って、名前があるわけですけれども、その名前を見て、えっと思ったのがですね、例えば、織田信長、または豊臣秀吉といったですね、歴史上の人物の名前が、お墓に書いてあるわけです。 父にですね、これどういうことかなと聞きましたら、父がですね、おそら