【追記 2019/06/17】パッチを含んだ RMagick v3.2.0 がリリースされました。 RMagick を使用すると馬鹿みたいにメモリ使用量があがると言われ続けてましたが、修正方法の見込みがたちようやく直しました。 何が起きていたか RubyKaigi 2019 で登壇した際にも話しましたが、RMagick が引き起こしていた多数のメモリリークは修正済み だったので、Ruby の GC が動作すると抱え込んでいる不要なメモリ領域は解放されていました。 問題は Ruby の GC がなかなか動作してくれないことにありました。例えば RMagick で画像用のオブジェクトを生成しても、サイズはたかだか 40 bytes しかありません。 require 'rmagick' require 'objspace' img = Magick::Image.new(1000, 1000)