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ブックマーク / www.tokumaru.org (2)

  • モニタ

    モニタ(monitor)は、セマフォと並んで有名・基的な同期プリミティブであり、C.A.R.ホア(Hoare)[*1]により提唱された。セマフォがサブルーチン呼び出しのような形態をとっているのに対して、モニタは構造化されているため、プログラムの可読性、保守性が高い。一方、構造化の要求から、モニタはライブラリとして提供されるよりも、言語の一部として提供される場合が多い。従来、モニタをサポートする言語としては、Concurrent Pascal、Concurren Euclidなど並行処理専用言語が多く、一般のプログラマがモニタを使用する機会は多くなかった。しかしJavaが、同期プリミティブとしてモニタを採用したことから、モニタは再び脚光を浴びることだろう。 一般に、モニタは下記のような記述をする。 program foo; ... 変数、サブルーチン定義 monitor xxx;     

  • 文字コードのセキュリティ問題はどう対策すべきか: U+00A5を用いたXSSの可能性 - 徳丸浩の日記(2009-03-11)

    _U+00A5を用いたXSSの可能性 前回の日記では、昨年のBlack Hat Japanにおける長谷川陽介氏の講演に「趣味と実益の文字コード攻撃(講演資料)」に刺激される形で、Unicodeの円記号U+00A5によるSQLインジェクションの可能性について指摘した。 はせがわ氏の元資料ではパストラバーサルの可能性を指摘しておられるので、残る脆弱性パターンとしてクロスサイト・スクリプティング(XSS)の可能性があるかどうかがずっと気になっていた。独自の調査により、XSS攻撃の起点となる「<」や「"」、「'」などについて「多対一の変換」がされる文字を探してきたが、現実的なWebアプリケーションで出現しそうな組み合わせは見つけられていない。 一方、U+00A5が処理系によっては0x5C「\」に変換されることに起因してXSSが発生する可能性はある。JavaScriptがからむ場合がそれだ。しかし、

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