「ドラゴンボール」「北斗の拳」「ONE PIECE」「るろうに剣心」「サザエさん」などの名作が揃い、かつて多くの子どもたちがテレビの前から離れられなかったフジテレビの平日19時台。しかし、2015年の現在、同局の19時台には一本もアニメは放送されておらず、日曜朝(および夕方)の時間帯が主なアニメの主戦場となっている。なぜ、平日19時台のアニメはなくなってしまったのか。その疑問に、同局執行役員で、編成マンとして数々のアニメ作品をプロデュースしてきた清水賢治氏が答えた。 これは、8月15日に放送された番組「新・週刊フジテレビ批評」の中で語られたもの。清水氏は、19時台にアニメが放送され、一部を除いた多くの作品が視聴率20%以上を記録していた1980年代を“黄金期”とし、「『20%切ったらアニメじゃない』と言われていた」と当時を振り返った。 そして、平日19時台から日曜朝にアニメ枠の主軸が移った
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