コンテンツ業界で長らく活躍し、この度、AKB48をヒットに導いたことからASIAGRAPH 2011で創賞を受賞した秋本康氏。数々のヒットを生み出した秋元氏のプロデュースの秘密とは何なのだろうか。受賞講演で語った内容を詳しくお伝えする。 秋元康氏ほど、長くにわたってマルチな活躍を続けている人は珍しいだろう。 高校2年生から放送作家としての活動を始め、フジテレビの『夕やけニャンニャン』でおニャン子クラブをヒットさせ、その後も『とんねるずのみなさんのおかげでした』などの人気番組に多く関わる。放送作家以外にも、故美空ひばり氏の『川の流れのように』の作詞を行ったほか、映画『着信アリ』やマンガ『ナースエンジェルりりかSOS』の原作も担当した。 そして今、秋元氏の活動として最もよく知られているのが、AKB48のプロデュースだろう。秋葉原の小劇場を中心として2005年末に立ちあがったユニットを数年かけて
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