ライブは、最新曲「恋はMovie」で幕を開けた。同楽曲のMVをレトロな色調にアレンジしたオープニング映像にあわせて、伊藤は“映画監督”をイメージしたという、ビビッドイエローのワンピースで登場。ステージ中央の監督椅子に座る彼女の姿は、可愛らしくもどこか貫禄がある。その光景の裏で、高らかに響くホーンも聴き心地よく、自然と表情を緩められた。 MCでは、先述のライブコンセプトを明かしたのち、「それでは次の映画の世界へ……」と前フリ。かと思えば、「次の映画の前にやることがありました!」と、忘れかけていたことに気づく。すると、衣装アシスタントとメイクスタッフがステージに登場し、伊藤の衣装をその場で着せ替えていく。「映画がコンセプトじゃなかったら、こんな姿は見られないんだからね!」という彼女の言葉どおり、監督と女優を兼任しているからこそ、“舞台裏”の模様さえも覗かせてくれたのだろう。そんなファンを意識し
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