俺、星野源のヤバいところって「誰よりも世の中の素晴らしさを信じていると同時に世の中を誰よりも『クソだ』と呪ってる」とこだと思ってるんですよ。 コロナ禍において『うちで踊ろう』を発表した時も最高のコラボが数多くあった裏で超ド級のクソみたいな話題の中心に勝手に置かれながらも、決してそれを否定も肯定もせず、ただただ「受け入れた」じゃないですか。 あのとき星野源が唯一発した「ひとつだけ〜」のメッセージは、「政治の道具に使われて源さんかわいそう…」って奴にも「星野源って政権に使われてよしとする程度の奴だったのかよダセェ」って奴にも黙ってニラミをきかせて「あんまりゴチャゴチャうるせぇと殺す」ってスゴんでるような気がして俺はタイムライン見ながら「おい…バカ…それ以上言うな…」って震えてた。 いつまでも傍にいてくれそうな柔和さと、一瞬で切り捨てられそうな残酷さ、愛情と殺意、絶望と希望、優しさと怖さ、二面性