日本のアニメを語るうえで欠かせないアニメソング、通称アニソン。アニメの世界観を約90秒の映像と音楽で表現するアニソンは、時に気持ちを盛り上げ、時に作品の余韻を感じさせてくれる。 そんなアニソンを長年歌い続けてきたアニソンシンガー・影山ヒロノブ氏が『ゴールをぶっ壊せ 夢の向こう側までたどり着く技術(中公新書ラクレ)』(影山ヒロノブ/中央公論新社)を出版。ロックバンド「LAZY」でデビューしてから、どん底の生活の中、アニソンと出会い、現在どのようにアニソンと向き合っているのか、綴られている。 本インタビューでは、アーティストとしての年収が7万円だったどん底生活や困難を乗り越えるために必要なもの、アニソンシンガーならではの喜びなどについて語ってくれた。 ■建設現場で汗を流した15年で得たものは? ――ご自身の半生を綴った『ゴールをぶっ壊せ 夢の向こう側までたどり着く技術』。出版された率直な感想は