チャート・データに基づき、様々なアーティストの特徴(タイプ)を分析 複数のデータから構成されるビルボードジャパンの総合チャート。その2019年度上半期ランキングが発表された。ソング・チャート“HOT 100”では米津玄師「Lemon」が、アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では星野源『POP VIRUS』がそれぞれ首位を獲得。そして、これら両チャートを合算し、アーティスト別で集計したランキング“TOP ARTISTS”では、兵庫県出身のシンガー・ソングライター、あいみょんが見事トップに輝いた。 音楽の聴き方は多様化した。そういった事実を踏まえたうえで、アーティストが自身の音楽をできる限り多くのリスナーへ届けたいのであれば、「どんな作品を作るべきか」を考える必要はなくとも、「どのようにして作品を発信するべきか」については考える必要があるだろう。本コラムでは、計8種のデータからなるビルボ