「ピッチ」と呼ばれ、かつて若者の人気を集めたPHSの一般向けの新たな契約の受け付けが31日で終了することになり、PHSを使っていた世代の人たちからは、惜しむ声などが聞かれました。 通信大手のソフトバンクは、「ワイモバイル」のブランドで国内で唯一手がけてきたPHS事業について、一般向けの新たな契約の受け付けを31日で終えることにしています。 いまの契約者へのサービスは継続するとしていますが、新規の契約の打ち切りによって、PHSの歴史に幕を閉じることになります。 東京・有楽町では、かつてPHSを使っていた世代の人たちから、懐かしむ声や惜しむ声が聞かれました。 初めて買った電話がPHSだったという40代の女性は、「料金が安かったので使っていました。以前使っていたものがなくなるのはさびしいですね」と話していました。 また、個人用と会社用で2台のPHSを持っていたという男性は、「今のスマートフォンは