連合岩手で、およそ1億円が使途不明となっていた問題で、弁護士らでつくる検証委員会は「すでに死亡している経理担当の女性職員の行為と判断するほかない」とする報告書をまとめました。 連合岩手では、ことし9月に会計を担当していた40代の女性職員が死亡したあと、11年間に、構成組織から支払われる会費の一部が、通常とは別の口座に振り込まれるなどして、合わせておよそ1億円が使途不明になっていることがわかりました。 これを受けて、連合岩手では、弁護士などでつくる検証委員会を設置して、調査を進め、19日、報告書を公表しました。 それによりますと、長年、ひとりで女性が会計事務を担当していたことや、受領証に残されていたサインなどから、「死亡した女性の行為と判断するほかない」と認定しました。 女性はひんぱんに家族旅行に行っていたほか、その都度、ブランド品の服や靴、アクセサリーを買い求め、外国産の新車を購入していた