批評に関するkomogawaのブックマーク (74)

  • 祭り型コンテンツとしての『涼宮ハルヒの憂鬱』 - 萌え理論ブログ

    『ハルヒ』は萌えオタコンテンツか 『ハルヒ』が、ここまで優秀な萌えオタコンテンツだったとは! 例えば、『ひぐらしのなく頃に』の日常シーンでは「萌え」要素を自覚的に多用しているんですが、プレイヤーはみなそこは退屈だったと言うんですね。ひぐらしはエヴァと同じように、萌えオタ以外にも、ミステリの要素によって受容されています。 『涼宮ハルヒの憂』シリーズにおける、未来から来るミラクルみくる(早口言葉みたい)の萌えも同じようなギミックではないかと思う次第です。もちろん、ひぐらしとは異なりいとうのいぢの絵があるので、かなり高い萌え水準に達しているでしょう。ただ、それがここまでブレイクした理由かというと、少し違うような気がします。 大雑把に言うと、原作派の人は長門をはじめヒロインたちに萌えているのだけれど、アニメから見た人は、みなアニメの奇抜な構成と演出(第一話の自主制作映画をはじめ)に言及していると

    祭り型コンテンツとしての『涼宮ハルヒの憂鬱』 - 萌え理論ブログ
  • [ ゜皿゜]人(・∀・ ) 機械と人間の共栄ブログ

    komogawa
    komogawa 2006/05/11
    『カルチュラル・スタディーズ入門』
  • 情報紙『有鄰』No.412 P4 小林秀雄−その生と文学の魅力

    敗戦時に十五歳の少年だったわれわれは、必ず太宰治か小林秀雄かを読んでいた。読んでいなければ、誰も相手にしてくれなかった。 小林秀雄がお酒に酔って、一升ビンを抱えたまま水道橋駅から墜落したと聞けば、旧制中学生の身ながらすぐ往ってみて、ふうむ、ここから真っ逆さまか、よく生きていたな、と感嘆したり、吉祥寺近くの水道道路に出ている屋台で、あの写真そっくりの姿でお酒を呑んでいる太宰治を、背後に立ってじっと見ていたりした。 空襲による焼け野原と残ったビル、半分破壊された都市である東京には、ランボオの詩句がよく似合った。 〈冬の夜々、宿もなく、衣もなく、諸街道を徙(うつ)り行き、俺の冱(い)てついた心は一つの声に締められた。『強気にしろ、弱気にしろだ、貴樣がさうしてゐる、それが貴樣の強みぢやないか。貴樣は何処に行くのか知りはしない、何故行くのかも知りはしない、処構はずしけ込め、誰にでも構はず返答しろ。

  • 桑原武夫の「第二芸術論」の衝撃

    今もつづく「第二芸術論」の衝撃 フランス文学者の桑原武夫の「第二芸術論」の衝撃は、発表から50年以上も経た今日なおもつづいている。虚子をはじめ俳句界の論客が何ら有効な反論を為し得ずに、「俳三昧。松のことは松に習え」と何のことやら訳の分からない隔掻痒の言葉で繕ってきたからではないか。「第二芸術論」に真正面から向き合うことをせず、今日まで来た。 朝日新聞の俳壇選者、川崎展宏氏は平成5年5月5日発行の「山健吉俳句第一巻・俳句とは何か」の解説のなかで、この第二芸術論の要旨を紹介し、「当時の心ある俳人にとって、衝撃は最初に並べられた有名無名の俳人の15句を見たときにあったろう。衝撃は今もあるのではないか。似たり寄ったりの句が、今も倦むことなく作りつづけられているのだから」述懐し、自戒の論としていることを隠さない。 かかげられた有名無名15句のインパクト さらに川崎展宏氏は言う。山健吉の「挨

  • 徐京植『ディアスポラ紀行』 - Sound and Fury.::メルの本棚。

    ◆徐京植『ディアスポラ紀行−追放された者たちのまなざし−』岩波新書、2005年7月 著者は、「ディアスポラ」を「近代の奴隷貿易、植民地支配、地域紛争や世界戦争、市場経済グローバリズムなど、何らかの外的な理由によって、多くの場合暴力的に、自らが来属していた共同体から離散することを余儀なくされた人々、およびその末裔を指す言葉」(p.2)として用いるとしている。書は、このような人々のアートや文学を紹介しながら、「ディアスポラ」として生きることとは、どういうことなのかを明らかにしていく。「この試みはディアスポラからの眼差しで「近代」を見つめ直すこと、そして「近代以後」の人間の可能性を探ることであるともいえよう。」(p.3) この手の、つまりポストコロニアル関連の書籍を読むと、いつも私は「何かおかしい」と感じてしまう。この違和感がどうして生じるのか、どうすれば解消するのかということを考えている

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  • 404 Not Found

  • 猫を償うに猫をもってせよ

    ようこそゲストさん ブログトップ 記事一覧 ログイン無料ブログ開設 を償うにをもってせよ

  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0085.html

  • 内田樹の研究室: うなぎくん、小説を救う

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  • 『「かわいい」論』を擁護する - Sound and Fury.::メルの本棚。

    『文學界』2006年3月号に、仲俣暁生が四方田犬彦『「かわいい」論』の書評を書いている。仲俣は厳しい調子で、『「かわいい」論』を批判していた。曰く、「議論の筋道には大いに欠落がある」「(引用者注「かわいい」に対して)「共鳴」がいちどでもあったのかどうかさえ、疑わしく感じられる」「結局、書では「かわいい」の概念規定をめぐっての手際のいい論点整理しか披露されない」等々。こうした仲俣の批判のなかには同意できるものもあるが、全体を通じてこの書評には疑問を感じざるを得ない。つまり、当に仲俣はこの『「かわいい」論』を読んだのだろうかと。 この『文學界』3月号には、四方田も評論を書いているので、もしかしたら、仲俣の書評を四方田が読むかもしれない。その際には、四方田自身による反論が聞きたいものである。しかし、四方田ぐらいになると、仲俣のような評論家は相手にしない可能性が強い。 だからというわけではない

    『「かわいい」論』を擁護する - Sound and Fury.::メルの本棚。
    komogawa
    komogawa 2006/02/16
    『「かわいい」論』で大塚英志の名を出さずに批判していることに関する云々
  • 四方田犬彦『「かわいい」論』 - Sound and Fury.::メルの本棚。

    ◆四方田犬彦『「かわいい」論』ちくま新書、2006年1月 タイトルから、四方田犬彦も流行の「萌え」論に手を染めたかと思ったが、書は「萌え」論よりももう少し射程が広い。「萌え」についても、たとえば第8章で取り上げられているが、書において「萌え」は「かわいい」文化のひとつと言えるだろうか。 「かわいい」というキーワードは、かつて大塚英志が使っていたなと思いつつ読んでいたら、最後の最後で大塚英志の名前を挙げずに批判がなされていた。「犠牲者の女性たちが一昔前の少女漫画のタッチで描かれていたというので、それを手がかりとして現代社会におけるサブカルチャーの重要性を喧伝するという論客が、いささか強引な論陣を張っていた」「それは純粋に世代の「刷り込み」問題であり、それ以上でも以下でもない」「こうした細部だけを強調することは、あのドストエフスキーの『悪霊』を思わせる陰惨な事件質をみえなくさせてしまう

    四方田犬彦『「かわいい」論』 - Sound and Fury.::メルの本棚。
    komogawa
    komogawa 2006/02/16
    あの箇所は大塚英志への批判だったのか
  • 『存在論的、郵便的』番外書評

    『存在論的、郵便的』(東浩紀・新潮社) 当り前の思索からたどり着いた最高の哲学 1) 誰にでもある青年の逡巡や彷徨がそのまま世界レベルの哲学書になってしまうスゴサに感心。いや、ホンモノの哲学とは来そういうものだったはず。今後、“大人になった”東浩紀が彼の同世代に対して何を示していくのかが楽しみ。 2) 「ワタシは誰?」「ココは何処?」という素朴な自問自答を世界レベルの哲学書に仕立ててしまった才能はコワイほど。デリダの超然たる父性のなせるワザから東浩紀が読み取ったものは何だったのか? これは東西を超えた父子相伝の物語でもあるだろう。 3) 正直な人間が4年の月日かけて正直に書き続けた自問自答の集大成。設問から解答まで自分で用意したその過程には世界レベルの哲学が垣間見える。これは団塊ジュニア最高のイデオローグの登場でもあり、だからこそ、そこには“同世代のその他大勢はバカでも許せるか

  • http://enjoy.pial.jp/~fdi/frame_ms_shono.html

    komogawa
    komogawa 2005/12/25
    笙野頼子の大塚英志への反論を初めて読んだ