2007年6月19日のブックマーク (2件)

  • Cultural Identity and It's articulation

    文化的アイデンティティ 1960年代後半に顕著となったアイデンティティの政治学は、女性や黒人からの運動、また対抗文化といわれるサブカルチャーの出現に代表される。今日では、ポストコロニアルやグローバルリゼーションの視点も踏まえ、人種、ジェンダー、性的嗜好、階級、宗教、エスニシティ、ネイション、世代など、様々なアイデンティティの枠組みが言及され、それら各相互の錯綜が焦点となってきている。それに伴い、これらの焦点をまとめるタームは、幾分自己防御的な意味合いを持った「アイデンティティの政治学」から、様々な抑圧や圧力から自己を開放する方向性を持った「差異の政治学」へと移行しつつある。 ' The Personal is Political.'という言葉に象徴されるこれら様々なアイデンティティの「政治化」では、とりわけ「文化的なもの」が取りざたされる。稿で使用するのは「文化的アイデンティティ」なわけ

    komogawa
    komogawa 2007/06/19
    スチュアート・ホールの「アーティキュレーション」
  • 『ゼロ年代の想像力』に向けたメモ - ピアノ・ファイア

    S-Fマガジン 2007年 07月号 [雑誌] 早川書房 2007-05-25 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools 今にわかに話題の、宇野常寛「ゼロ年代の想像力」を読了。こういう波風を立てる人が出てくること自体はいいことですね。 紙幅の関係で書ききれなかった部分かもしれないので、現時点では余計なツッコミにもなりえますが、あえて少しツッコミを入れてみます。 エヴァンゲリオンを「引きこもりモノ」と呼んで「生き残りモノ(=決断主義)」の反対に置くのは不完全な対置で、あの「アスカ復活」を無視していることになると思います。 シンジも最初は、目の前で倒れるレイを見て「逃げちゃダメだ」を連呼し、エヴァに乗り、「男の戰い」を演じ、でも最後はエヴァに乗らなくなる。 ここだけ見ると確かに「引きこもりモノ」ですが、一方アスカは「死ぬのはイヤ」を連呼し(シンジとの対比ですね)、