歯医者といえば「キュイィィーン」と頭に響くあの音。大人だって苦手な人はいるのだから子どもたちにとってみれば恐怖以外のなにものでもない。子どもの頃はあの音を聞くだけで恐怖と緊張でガチガチだったという方もいることだろう。 そんな子どもたちのために、アメリカのある小児歯科医が考え出した画期的なサービスが話題だ。サービス開始以降、この歯科医院は子どもたちから絶大な人気を得ているという。 ニューヨークで小児歯科医院を営むポール・ワイス医師は、歯医者を怖がる子どもたちを少しでも落ち着かせるためにある方法を考え出した。それは自身の愛犬ブルックを治療中の子どもたちのそばに付き添わせるというもの。犬が人間に与える精神的癒しによって子どもたちをリラックスさせようと思いついたのだ。 彼はブルックをトレーニングし、セラピードッグとしての認証を得た。治療中、患者が希望すればブルックがそばに寄り添ってくれ、触れている