国際的なビジネスで必要な英語力を測るテスト「TOEIC」の2012年度志願者数が前年度比で約3万4000人増え、過去最高の約230万4000人になった。 日本でTOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(東京)が3日発表した。 同協会によると、TOEICの志願者数は増加傾向で、08年度の1・3倍になった。企業が入社や昇進の際にTOEICの点数を参考にしたり、大学が就職活動対策として使ったりする例も増えているという。 一方、実用英語技能検定(英検)の12年度志願者数は約231万9000人で、TOEICとの差は年々縮まっており、約1万5000人となった。