『ブラック・スワン』で起きていることは 突拍子もないことですけど、 精神的な部分はすごくよくわかります。 ‥‥といってもぼくは バレリーナじゃないけど(笑)。 あの追い詰められ方は、 草刈が経験してたことと重なるところがあります。
『ブラック・スワン』で起きていることは 突拍子もないことですけど、 精神的な部分はすごくよくわかります。 ‥‥といってもぼくは バレリーナじゃないけど(笑)。 あの追い詰められ方は、 草刈が経験してたことと重なるところがあります。
Lesson537 生きる場所を選ぶ問い 「選択」を迫られる、 しかも、短期間に、 重要な決断をしなければならない、 ということが、 被害の少なかったこの東京でさえ、 震災以降、たくさんの人に起きている。 とりわけ、「どこに住むか?」という問題。 東京に残るのか? 離れるのか? 一時的に疎開して、また戻ってくるのか? ほかのことは全くヘタレであった私が、 なぜか、この問題だけ、 意志決定が速く、ブレなかった。 なぜかと言えば、16年前、さんざん悩んだからだ。 「自分は、この先、どこの土地に住み、 なにを求めて、 どう生きるか?」 という問題について、 私は16年前、 岡山から東京に出てくるかどうかで、 迷いに迷い、悩みに悩み、 さんざん考えた。 あのときは孤独で、 往生際も悪く、泣いたりもしたが、 一度トコトン考えて、頭を整理したことが、 おもいがけず、非常時に 自分の選択を支えてくれてい
にもかかわらず、 あれから10年くらい経ちますけど、 池谷さんはずーっと研究者の立場のままでいる。 これは、絶対、なにか池谷さんに 変化があったんだろうなって思って、 ぼくは妙にうれしかったんです。 現役の研究者として長くはいられないと思う、 って言ってた人が続けてるわけだから、 なにかが変わったんだろうと。
Lesson508 自分のループを抜け出す 先日、わたしは、 ある人に、メールの返信を書こうとしていた。 攻撃的な気持ちになるとき、 自分の水面下で 何が起きているんだろう? 相手のメールに、なぜか ザラザラ、イライラしている自分がいる。 だから、 きわめて感情をおさえて そつのない返信をしようとするのだが、 どうしても剣が出てしまう。 「やめろ! これ以上イヤなことを言ったら、 相手に嫌われる!」 “わかっちゃいるけど、やめられない” っていうこと、 ないだろうか? 私は、これまで、 こんなふうに、相手の言動に、 なぜかざらつくとき、 自分では平静をよそおい、 その実、根に、ちくちくと攻撃性を秘めた、 言動を返してしまっていた。 相手にとっては、嬉しくないどころか、 イヤーな気分になる。 結果、相手は、私のことを、うざい、 と思って嫌いになる。 数は多くは無いものの、 そんなふうにして、
糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 ほんとに成功する法則。 2009-08-03 お、ひさしぶりだな。 元気だったかい。 そうか、元気で本なんか読んでるのかい。 ビジネス本を中心に読んでるのか、ふーん。 ビジネス本っていうのは、 なんだか要するに「成功」について書いてあるみたいだね。 「成功」した人や会社の例を研究したり、 その「成功」にどういう新しい発見があったかとか、 「成功」するには、おれのようにしなさいとか、 だいたいは、そういうテーマだよ。 いろいろあるけど、「成功」がテーマなんだよな。 でさ、「成功」って、 これまた法則があるんだよな。 いわゆる「成功の法則」というものは、あります。 たしかにあるんだよ。 教えろ? 言われなくても教えるよ。 すぐ教えちゃう。 これさ
Lesson403 関係を修復する ずっと仲のよかった2人が、 あるきっかけからギクシャクしてしまう。 友人にしても、恋人にしても 「悪化した関係を修復する」とき どうしたらいいんだろう? 「とことん話し合ったほうがいいよ」 まだ、今の仕事に就く前、 先輩の女性から相談され、私はそう言った。 その先輩は長くつきあっている彼氏がいた。 2人はとても仲良しだった。 ところが、あるきっかけで ぎくしゃくしはじめた。 どちらかに好きな人ができたとかではない。 愛が冷めたというのでもない。 どちらが悪いのでもなく、 不可抗力で生じてしまったきっかけに対応しきれず、 むしろお互い好きだからこそ、 ぎくしゃくを敏感に受けとめたようだ。 その時、関係修復のために先輩カップルがやったのは、 1徹底的に話し合う 2仲直りのためイベントを次々とやる ということだった。 まず、とことん、決着がつくまで話し合う。
Lesson400 あきらめようかと迷うときの思考法 「あきらめようか、どうしようか」 と迷っていたことがある。 でも、「あきらめよう」と思ったそばから、 しゅん、しゅん、しゅん…、と なんか自分がしぼんでいく感じ、 なんか自分がちいさく、寂しく、 なっていく感覚がした。 「こんなメンタリティのときはあきらめてはいかんな」 経験上、そう思う。 では、あきらめるとき、 どんな心理状態ならOK!なのだろうか? 先日お会いした32歳の女性、Fさんは、 育児のために、 研究者としての人生をあきらめざるを得なかった。 研究対象である微生物は、 夜中であろうと、子供が病気だろうと待ってはくれない。 だんなさんも、同じ研究者で、 夜中であろうが、徹夜であろうが、思う存分 研究に打ち込める姿を見ていて うらやましくてしょうがなかったという。 「何で女性ばかり…」 と私は思う。 育児にしても、家事にしても、
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