去年、設立5周年パーティで「私は10年以内にアークコミュニケーションズの社長を降ります」と宣言した。 ほとんどの株をもっているので、この会社を私の代で終わる、または世襲するという選択肢もある。 会社が永遠に存続するというのは幻想だが、やっぱりアークコミュニケーションズをさらに育ててくれる適任者に代替わりしたい。会社にも人にもフェーズがあり、一人の人間がずっと一つの会社の成長につきそうには無理があると思っているから。 この話をすると、「じゃぁ、後継者を育成しなきゃね」「サクセションプランは立てた?」というありがたいアドバイスをいただくのだが、あまり乗り気になれない。9年なんてあっという間に来るのはわかっているのだが、今の状態で次期社長のことを考えるなんて、なんだかしっくりこないのだ。 そういう時に、ソフトブレーンを起業した宋 文洲さんのメルマガが目にとまった。 経営アドバイザーをやってきたこ