「ゆるぎない信頼 誇れる公務」 これは、国家公務員倫理審査会が毎年募集している「国家公務員の倫理感を高める、心に響くキャッチフレーズ」の、昨年度の最優秀作品だ。 その「信頼」は、昨年来の森友・加計問題や自衛隊日報問題などで崩れ落ち、「ゆるぎない」どころか、もはや惨憺たるありさまになっている。そんななかで行われた、柳瀬唯夫・元首相秘書官の参考人招致は、信頼崩壊のだめ押しとなってしまったのではないか。 都合の悪いことは国民から隠す安倍政権 参考人招致の前、柳瀬氏は「誠実にしっかりと国会で話したい」と述べていた。確かに彼は、ボスである安倍晋三首相に対しては「誠実に」、というより「忠実に」ふるまった。一方で、国民全体に対しては、極めて不誠実な態度に終始したと言わざるをえない。 それを象徴するのが、2015年に3度にわたって行われた加計学園関係者との面会は認めながらも、それについて一度も「総理に報告
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く