ギリシャのレスボス島にある難民登録センターの近くで暮らす難民・移民の子どもたち(2015年11月4日撮影)。(c)AFP/ARIS MESSINIS 【2月1日 AFP】欧州警察機関(ユーロポール、Europol)は1月31日、欧州に同伴者なしで到着した移民の子どものうち、過去1年半~2年の間に行方不明となった数が1万人以上に上ることを明らかにした。その多くが売春や奴隷化を目的とした人身売買の犠牲となっている恐れがあるという。 英紙オブザーバー(Observer)が報じ、ユーロポールの広報部がAFPの取材に対し明らかにした。 ユーロポールのブライアン・ドナルド(Brian Donald)参謀総長によると、こうした子どもたちは、欧州到着時に国家当局による登録手続きを終えた後、システム上から姿を消した。同氏は「われわれが調べている子どもは、1万人を超えると言っても過言でない」と述べ、イタリアだ