シリア・アレッポ郊外で、反体制派の制圧地区の奪還作戦を政府軍が試みる最中、破壊された建物から立ち上る煙(2016年7月26日撮影)。(c)AFP/GEORGE OURFALIAN 【8月9日 AFP】国連(UN)は9日、激しい空爆にさらされているシリア第2の都市アレッポ(Aleppo)が、過去4日間にわたって断水に見舞われ、最大で200万人が「破滅的」な状況に置かれていると警鐘を鳴らした。 国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)によると、ここ数週間アレッポで繰り広げられている激しい戦闘で、電力網が損傷を受け、市内全域に供給する水をくみ上げられなくなっているという。 ユニセフ・シリア事務所代表のハナア・シンガー(Hanaa Singer)氏は「アレッポの子どもたちと家族は破滅的な状況に直面している」と声明を出し、「熱波に見舞われている最中での断水により、子どもたちが水系感染症の甚大なリスクに
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