東京都内で自宅で療養する人が急増するなか都は、在宅のまま酸素吸入を行う「酸素濃縮装置」を、およそ500台確保して症状の急変に備えています。 感染の急拡大にともなって、自宅で療養する人がかつてないペースで急増するなか、都は、フォロ−アップ体制の強化に取り組んでいます。 このうち、急に症状が悪化して入院が必要になったもののすぐに入院できない緊急事態に備えて、在宅のまま酸素吸入を行う「酸素濃縮装置」500台を借りる協定を先月下旬に複数のメーカーと結びました。 すでにおよそ110台は往診を行う会社や地域の医師会に貸し出ていて、実際に使用されたケースもあるということです。 このほかに、体内に酸素をどの程度取り込めているかを示す「酸素飽和度」を測る「パルスオキシメーター」をおよそ4万個用意し、都から直接、送ったり、保健所を通じて貸し出したりしています。 都は自宅で療養する人がさらに増えた場合に「パルス