前回はNuxt3でプラグイン、ミドルウェアの導入について見てきました。 今回はNuxt3が提供する状態管理について見ていきます。 Nuxt2では、コンポーネント間で状態を共有するには、Nuxt2にバンドルされているVuexを使うのが一般的でした。 Nuxt3ではVuexはNuxt本体に含まれていません。 代わりにNuxt3では新たにuseState Composableが提供されるようになりました[1]。 useStateはVuex程の機能はありませんが、必要最低限のシンプルな設計で使いやすいものとなっています。 比較的シンプルなデータ構造であったり、中小規模のアプリケーションでは十分に実用的なものとなっています。 Informationそれなりの規模のアプリケーションでは、Piniaの利用を検討すると良いかと思います。 こちらはNuxtモジュールとして提供されています。 useState