今、古本屋さんが元気! リサイクルショップ・ブックオフの試み 宮本 聰(2007-12-03 20:10) 11月に新規オープンの新横浜北口店(撮影:宮本聰) 何気なく立ち寄る本屋さんには、新たな発見があるのではないかという一種の期待感にいつも駆られます。ふと手にした本が夢や希望を与えてくれることもあります。学生時代は少しでもお金を節約するため、神田の古書街や地元の古本屋さん巡りをしたものです。期待した書籍に出会ったときのうれしさはひとしおでした。 古本といえば「汚く古い」が定番でした。ところが最近は「きれいで新しい」が売りの中古書籍店があちこちで目に付くようになりました。皆さんご存じのブックオフです(念のためお断りしておきますが、私はブックオフの関係者ではありません)。古本屋さんが「きれい、楽しい、うれしい!」に変わってきたのです。 店内を見渡すと、読みたい本が棚積みされています。