僕はプリングルスを食べていたんだ。 プリングルスには透明のキャップがついているだけど、僕はコースターにでも使えないかと思ってそのキャップを取っておいたんだ。 だけどこのタンブラーは結露しないからコースターなんていらないんだよね。 だからキャップは使わずに置いておいた。 そんなある日、タンブラーで水出しの烏龍茶を飲んでいる時、僕の目にその透明のキャップが目に入ったんだ。 僕はそのキャップをタンブラーにはめてみたい衝動に駆られ、もうそのキャップをはめずにはいられなかった。 僕はこの時初めて運命というものを感じた。 予定調和の如く、タンブラーの付属品の如く、雄と雌の如く、それはもうがっちりと嵌ったんだ。 次の瞬間僕はまたある衝動に駆られたんだ。 このパソコン、キーボード、携帯、リモコン、液晶等数々の電気機器のある机の上でこのタンブラーを逆さにしてやりたいと。 もしこれに成功すれば僕は新たなステー