EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
レッドハット テクニカルセールス本部 パートナーソリューションアーキテクト部 部長 河野恭之氏 河野氏 最近は特にオープンソースのデータベースを利用しているお客様の話をよく聞きます。新規に入れるデータベースだけではなく、商用データベースから移行している事例も非常によく聞きます。また、大量データを意識されているお客様はHadoopやNoSQLデータベースを使われるお客様も多いと感じています。 ――大量データを扱いたい、ビッグデータを分析に利用したい、などユーザー企業のなかで実際にかなり立ち上がりつつあるということですね。このあたり、HPEではどう見られていますか。 高橋氏 ちょっと前までは、「とにかく溜めていこう!」みたいな感じだったと思いますが、今はもう「溜まったデータをどうやって活用していくか?」というところに、主眼が移ってきている感じがしています。溜めていくだけであればHadoopなど
このソフトウェアの不具合については、以前にも、この連載で取り上げたことがあるのですが、なんと言っても、訴訟の数も多いですし、今回、また少し違うポイントを含む裁判の例があったので、平成28年に判決の出た別の裁判の例をご紹介したいと思います。事例は、医療用ソフトウェアを組み込んだ機器のお話で、純粋なソフトウェアのバグについてのものではありませんが、機器に組み込まれたソフトウェアのバグも含めて多数の不具合に苦しんだユーザとベンダという意味では同じものです。判決文から事件の概要を見てみましょう。 システムの不具合を巡る裁判の例 (東京地裁平成28年2月26日判決より) 医療機器・医療ソフトウェアの販売業者が、あるクリニックに医療システム機器を納入したが、納入物には不具合が多数あった。販売業社はシステムの不具合について原因の調査と対応検討を続けたが、システムそのものは、一応、稼働していた為、クリニッ
インフラのクラウド化が進むと、これまで手作業で行なっていたこと、知識をつけて取り組まなければならなかったことが簡単に、そして短時間できるようになります。クラウドインフラを制御するAPIがその顕著な例で、たとえAPIの裏側を知らずとも、クラウドの機能を使うことができるようになります。 しかし、それでエンジニアの仕事がなくなったり減ったりするわけではありません。むしろ、みずから仕組みを学び、クラウドを前提として新しいものを作り続けなければなりません。翔泳社が2月18日に刊行した『絵で見てわかるクラウドインフラとAPIの仕組み』では、6人のクラウドインフラ専門家がAPIという切り口でクラウドインフラを解説。これからの時代、エンジニアに欠かせなくなる知識を学ぶことができます。 今回は著者6人のうち4人、平山毅さん、中島倫明さん、矢口悟志さん、元木顕弘さんに、本書について、そしてこれからのエンジニア
―― 2013年は、韓国でのサイバーテロが取り沙汰されました。日本でもInternet Explorerの未解決の脆弱性を悪用した標的型のゼロデイ攻撃で様々な問題が明らかになりました。この間のセキュリティに関する動向はいかがでしょうか。 藤田 私がこの1年で強く感じたのは2点です。まず、アプリケーションの防御が全然できていない。次に全社系での構成管理が、開発したときのライブラリ環境を含めて非常に弱いということです。 2~3年前から、欧米ではアプリケーション・セキュリティが重要だとの認識が強まっています。そのため、破られても絶対にパスワードなどの重要情報は流出させない、カード情報は同じ場所に置かない、情報間の結びつきも分からないようにする、などの対策を講じている。 一方、現在の日本でメインで動いているWeb系のアプリケーションは、セキュリティを考えると非常に弱いものが多い。破られると本当に危
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