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  • 数学少年の実らぬ恋 - Willyの脳内日記

    確か、高校3年生の頃のことだったと思う。 片道1時間40分もかかる遠くの高校に通うために 僕は毎朝、眠い目を擦りながら午前7時前にバス停に向かって歩いた。 そこには、いつも列の先頭で同じバスを待っている女の子がいた。 その子は前のドアからバスに乗ると、 バス中程の前向きの座席に座るので いつも一瞬だけ目が合ったような気がする。 男子校に通っていた私は、 毎日のそんな些細な出来事から その子のことを好きになってしまった。 その子とは帰りのバスが偶然同じになることも時々あった。 ある天気のよい日。 帰りも同じバスになったので、 バスを下りたら後ろから話かけようと決心した。 不思議な事にその子はその日だけ、 少し遠回りのはずなのに、 いつもの道ではなく、 私の帰り道をずっと歩いていく。 まさか私の気持ちに気付いているのか。 高まる鼓動。 縮められない距離。 その子は少し幼く見えたので、私はその子

    数学少年の実らぬ恋 - Willyの脳内日記
    konishika
    konishika 2015/04/15
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