前回「BusyBoxをクロスコンパイルする環境を構築しよう」で紹介したクロスコンパイル環境の構築はうまくいきましたでしょうか? 今回はこのクロスコンパイル環境を使って、実際にBusyBoxを構築していきます。 ここでは、執筆時点で最新のバージョン「BusyBox 1.11.1」を使います。まずは、BusyBoxのサイトからBusyBox 1.11.1(busybox-1.11.1.tar.bz2)をダウンロードしてください。 そして、以下のコマンドを実行し、ダウンロードしたファイルを作業用ディレクトリに展開し、“busybox-1.11.1”ディレクトリの中に入ります。