これまでのあらすじ ――「最近、電子部品があまりにも小さくなり、手作業での配線が難しい!!」。大学で電子工学を専攻している健一君は“プリント基板CAD”の教えを請うために、近所でプリント基板設計会社を経営する二三夫さんを訪ねた……。その日から、二三夫さんによる熱血指導がはじまり、マイコンボード「H8Tiny-USB」製作がスタートした。プリント基板CAD初体験の健一君にとって山あり谷ありの苦難の道のりであったが、若さとやる気でメキメキと腕を上げ、ついにH8Tiny-USBが完成したのだった!!(これまでのストーリーを確認する:連載第1回へ) 本連載「イチから作って丸ごと学ぶ! H8マイコン道」も今回からついに後半がスタートです。二三夫さんの指導の下ようやく完成したH8Tiny-USBを手に、健一君は喜び勇んで大学のサークル仲間の元へ向かったようですが、二三夫さんの「これからが勉強だぞ!」と