四肢が生えたオタマジャクシ。コロンビア・カリにある動物園で(2015年4月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/LUIS ROBAYO 【7月5日 AFP】ハチの個体数減少との関連が指摘され、またガンの原因とも疑われている除草剤が、オタマジャクシにとっては捕食者への有害性を高めているとする研究論文が5日、発表された。 英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された研究論文によると、「ラウンドアップ(Roundup)」の商品名で知られる除草剤に含まれるグリホサートにさらされた一般的なヒキガエルのオタマジャクシは、動植物の一部に存在する物質「ブファジエノライド」の含有量が高まっていることが分かった。ブファジエノライドには薬理作用もある。 ブファジエノライドの味は悪く、そのため、ヒキガエルの捕食者を遠ざけることにつながる。しか
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