日本人が大好きなエビ。特に東海地方では「名古屋メシ」の人気メニューの1つにエビフライが入るほどのエビ好きです。大半のエビは、東南アジアや中南米などから輸入されていますが、エビ好きの東海地方でエビ養殖に挑戦する人たちがいます。それも海のない岐阜県で…。一体、どんな養殖なんでしょう? (岐阜放送局多治見支局記者 小尾洋貴) 日本人が食べるエビのほとんどは海に生息する「ブラックタイガー」や「車エビ」といった種類です。九州や四国などの海でも養殖されています。 それを海のない岐阜県で始めた人たちがいます。岐阜県東部の瑞浪市にある農業法人「ハイランドファーム東濃」です。農業法人では今、60万匹のエビを養殖しています。 代表の齋場直樹さんは「自分もエビが大好き。もっと手軽にエビを食べられる環境を作りたい、というのが養殖を始めた原点です」と話します。 最初に考えたのがどの種類のエビを養殖するか。選んだのは