藤沢商工会議所(藤沢市藤沢)は、地元産の食材を使ったレトルトカレー「トマトと豚のふじさわカレー」を商品化し、イベントなどでの販売を始めた。 レトルトカレーのパッケージ。カレーの写真ではなく、江の島を配したイラストを採用した 「藤沢は湘南や江の島に代表される観光都市だが、実は農業や畜産業も盛ん。養豚の飼育頭数、ハウストマトの生産量とも県内一を誇る」と話すのは同会議所青年部の丸山栄一さん。「藤沢市の魅力を市内外に発信するための商品を企画した」と続ける。 同商品は、藤沢産ブランド肉である高座豚の肩・ロース・バラ・モモ・肩ロースなどの部位や藤沢産トマトをピューレにして煮込み、水をほとんど使わない点が特徴。同青年部の有志が企画からレシピ作りまでを手掛けたが、トマトの風味や酸味を生かし「『ワインの製造量日本一の藤沢』もアピールするためにワインにも合うカレーを目指した」という。 2000食を製造したとこ