「ゼノサーガ」の紆余曲折が「ゼノブレイド」を生んだ――不定期連載「原田が斬る!」,第7回はゼノシリーズ総監督の高橋哲哉氏にモノリスソフトの今を聞いた 編集部:touge ライター:井筒和幸 カメラマン:佐々木秀二 123→ 鉄拳シリーズのプロデューサー・原田勝弘氏による対談企画「原田が斬る!」の第7回をお届けする。 今回ゲストに迎えたのは,約20年前にプレイヤーから熱烈な支持を得た名作RPG「ゼノギアス」の生みの親であり,2017年12月に発売されたゼノブレイドシリーズ最新作であるNintendo Switch向けタイトル「ゼノブレイド2」など,これまで数多くのRPGを手掛けてきたモノリスソフト取締役/CCO(Chief Creative Officer)の高橋哲哉氏だ。 かたやRPG,かたや格闘ゲームと一見接点のないように思える高橋氏と原田氏だが,一時期は同じビルの同じフロアで働いていた