テストの書き方、Quickの使い方 February 9, 2016 最近XCTestを担当しているアップル社員と話す機会によく恵まれています。その方々が言うには、Xcode/XCTestの担当部署の任務は「テストを書く習慣を広め、App Storeにあるアプリの品質向上に貢献する」そうです。 私は数年Kiwi、Specta、Quickのようなテスト・ツールを開発して、メンテしています。そしてここ数年ずっと思っているのが、実は役に立つテストを書くのは非常に簡単で、XCTestでもQuickでも大した違いがない、ということです。 ところが、いいテストを書くのが簡単でも、書き方を説明するドキュメントが意外と少なかったり、古かったりします。そこで去年QuickのDocumentationディレクトリにチュートリアルを置くようにしました。 チュートリアルは英語で書かれていますが、今年はそのチュート
事業の方向を転換することをピボットと呼ぶ。このピボットをしたことによって成功したサービスも、世界には数多く存在する。 既存事業が順調ではなく、ピボットを検討せざるをえないというパターンが多いが、中には順調に成長しているサービスであても、より成長することを目指してピボットする場合もある。 イベント管理サービスを提供するPeatixも、ポジティブなピボットを実施したスタートアップのひとつとなった。昨年、3月に大きく資金調達したPeatixは、どう変化するのだろうか。 関連記事 チケッティング・サービスのPeatixが、日・米・シンガポールの5社からシリーズBラウンドで500万ドルを調達 彼らは、本日、新たにイベント参加者や、同じ興味・関心などを持つ人が集まることができる「グループ機能」を正式にリリースした。 「Peatix」は、2011年5月にスタート。イベント主催者にとってチケット販売やイベ
自分を取り巻く周囲、物事の変化は急には起こらない。急に起こる変化というのは非常に希だろう。 社会情勢にしてもビジネスにしてもコミュニティにしてもそうだが、何か変化を誘発する動きがあった時、すぐにそれが社会やコミュニティ全体に変化を及ぼすというよりは、その動きが小さな部分に変化を起こして、そこがゆっくりと徐々に拡がっていって気付いたら全体が変わっていた...というようなことが多いように思う。 特にその変化が起こっている環境の当事者や一部分でいると、変化を感知することが難しい。日々の変化はごくごく微少だから、慣性が働いてしまって、それを感じ取ることができない。改めて一年前ぐらいを振り返ったときに「ああ、変化したんだな」ということが、そのときになって分かる。多くの人は、多くの変化に対してそうであろう。 希に当事者でありながら変化に自覚的である人がいる。それは特定の人があらゆる現象に対してそうであ
先週、サポートのアルバイトスタッフと、プログラミングの話題になった。プログラミングを勉強している、とのことだった。もちろん、自分は「それを続けると良いと思う」ということを言った。 少し前の自分だったら「プログラミングの勉強を続けると良いと思う」という言葉は、嫉妬や羨望、あるいは自己肯定からの言葉だったのではないかと思う。今もそういう部分がないとは言い切れないが、以前とは少し違っているように思う。 このスタッフがプログラムを書けるようになったとして、それが直接仕事に役に立つかどうかは本人次第だと思う。"直接的に役に立つ"という保証はない。 そういうことではない。 何かシステム的なトラブルが起こったとき、自分ではない誰かが何かの操作で困っているとき。プログラムの世界についての知識、慣れ、経験があると、第六感が働くようになる。プログラムのおかしな挙動の、その振る舞いだけを見て、原因がどのあたりに
金玉の大きさの違いを感じて病院に行ってみると、精巣腫瘍(睾丸の癌)と診断され、左きんたまを摘出手術しました。まさか自分がガンになるとは……。 ※この記事は金玉の大きさの違いを感じた作者が病院に行ったところ、精巣腫瘍(きんたまのガン・睾丸癌)と診断され、手術した時の経験をもとに書いたものです。 2015年のクリスマスイブ 僕は…… 白髪の老人にきんたまを揉まれていた。 唐突に始まって申し訳ありません。オモコロライターのギャラクシーです。 去年の年末に精巣ガンが発見されて、即日緊急入院、さらに翌日手術できんたまを摘出するという経験をしました。今回はその時のことを書いてみたいと思います。 ・前夜 きんたまの大きさが左右で違うことに気づいたのは、病院に行く一ヶ月ほど前のことでした。 その時僕はいつものように自宅で、 ちん毛を剃っていました。 僕には数ヶ月に一度ちん毛を剃る習慣があり、それは「なんか
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