良い時代になった。 少し前までは夢の話だった。 実用に供する事の出来るようなCPUは、 個人の趣味ではそうおいそれと作れるものではなかった。 とにかく回路規模が大き過ぎる。 マザーボードと同じ大きさの基板を1枚丸々使ってやっとCPUのみ。 そんな物ではとても実用的とは言えない。 回路自体はそう難しくはないのだ。 非常に基本的な機能のみに絞れば学生実験でも試作される程度である。 何より技術者の夢であろう。 自分で開発したCPUに自分で開発した算譜を乗せる。 ワクワクしないか? PLDやらFPGAやら。 パソコンのソフトウェアしか経験の無い方にはなじみが薄いかも知れない。 私も言葉で聞いた事があるだけだ。 ソフトウェア的な発想で電子回路を作る、 それも実用に耐える物になる。 勿論限界はある。 しかし中規模回路程度なら1チップに収まるようだ。 将来はもっと大