「マスコミたらい回し」とは?(その97)大淀病院産婦死亡事例民事訴訟第二回弁論@8/28 大阪地裁→「除脳硬直が起こるほど重症の脳出血」が大淀病院で起きていたなら搬送しても助からなかったのに、その事実を原告側も報道するマスコミも知らないという驚愕の展開 奈良県の産科崩壊を招いた第一章となった 大淀病院産婦死亡事例 だが、 民事訴訟の第二回弁論 が開かれた。ここに 僻地の産科医先生・三上藤花さん などのみなさんが酷暑の中を傍聴に足を運ばれ、blogに第二回弁論の内容を詳しく書いておられる。是非、ご一読を。 僻地の産科医先生の「産科医療のこれから」 奈良大淀病院の裁判傍聴にいってきました! 奈良大淀病院の裁判! その2 三上藤花さんの「日々のたわごと・医療問題資料館」 大淀病院母体死亡「事故」 第2回公判傍聴記(その1) 大淀病院母体死亡「事故」 第2回公判傍聴記(その2) 同じく傍聴されたた
「マスコミたらい回し」とは?(その89)奈良高槻妊婦搬送問題 38歳女性は妊娠7ヶ月? 妊娠中期まで産科未受診の妊産婦の急変には救急は対応できない 一体、橿原のオークワから搬送された妊婦さんは 妊娠3ヶ月(第一報) 妊娠20週(毎日新聞) 妊娠7ヶ月(読売新聞) のいずれだったのか。情報が錯綜している。 もし、読売が書いているように 妊娠7ヶ月(妊娠週数にすると25〜28週) だったとすれば 流産ではなく、死産 ということになるのだが。 妊婦死産、かかりつけ産科医なく搬送先決定遅れる 出血などの症状を訴えた奈良県橿原市の妊娠中の女性(38)を受け入れる病院が見つからず、死産した問題で、女性にかかりつけの産科医がいなかったことがわかった。医師から要請のあった妊婦については受け入れ病院を探す仕組みがあるが、今回は、消防が各病院に直接受け入れを打診せざるを得ず、搬送先の決定に時間がかかったとみら
「マスコミたらい回し」とは?(その94)産経と読売は「少子化対策」の敵 社説のタイトルが「たらい回し」 子どもを持つ予定の家庭には両紙の不買を推奨 当夜、どの病院も命の戦い 目の前の患者を見殺しにして「緊急搬送」に応えろ? 問われているのは「医師不足」と「体制の不備」だ。 起きているのは「たらい回し」ではなく、「人員不足で救急要請に応じられない、限界ぎりぎりの現場」だ。 それを見抜くことが出来ず、「ベッドが空いている」という単純な発想で、現場の医師を叩くのは、既に「言論による産科医療に対するテロ行為」である。「ベッドが空いている」のは、次に予定されている難しいお産のためかもしれない。「患者を治療するのは空きベッド」だとでも思っているのか。医療スタッフが足りなければ、いくらでもベッドは空く。 奈良大阪妊婦搬送問題があった夜、奈良県や大阪府のどの病院も深夜大変な状況にあった。最初に連絡のあった
産科崩壊 「看護師利権」がお産の場で母子を危険にさらし、産科崩壊を促進 看護師と助産師さえいれば産科は成立するのか「内診問題の真相」 産科を閉じたオーク産婦人科院長の告発 今年の4月から、定評のあった産婦人科が、分娩の取り扱いをやめた。その時の話は、以下に書いた。 2007-04-09 産科崩壊の立役者田村やよひ氏 女の敵は女 臨床の現場に二年半しかたたなかった看護師出身行政官が「看護師の内診禁止通達」の黒幕 出身高校のサイトで自慢→追記あり http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/04/post_6237.html オーク住吉産婦人科の院長である中村嘉孝先生が 看護師内診に関する通達が引き金となって産科を閉じざるを得なかった と、ここではっきり述べられていた。 先ほど、TBをいただいた「ある町医者」先生のblog ある町医者の診
昨日は沢山の支援コメント、支援TBありがとうございます。被告にならされた産科医の先生はネットも見られています。またネットでの支援の声は大きな励みになっています。皆様の声は間違い無く届いています。本当に御協力有難うございます。 しがないブログではありますが、私を信用下さいまして、貴重な情報の提供を頂ける事があります。情報が貴重すぎてエントリーにも書けない事もしばしばあるのですが、昨日頂いた情報は驚くべき内容でした。情報源についての詳細は明かせませんが、非常に信用の置ける人物からの情報提供で、内容、質とも超A級です。もちろん情報には確固たる根拠があります。こういう情報を公開することに震えが出るくらいです。 奈良事件については大淀病院での医療についての詳細な情報は早期から入手が出来、それについての医学的検証は既に終わっています。どの角度から見ても担当医は最善を尽くした以外の結論はありません。謎と
「マスコミたらい回し」とは? (その77) 毎日新聞は救急搬送時から張り付いていた? 「大淀病院産婦死亡事例」は毎日新聞奈良支局がすべて絵を描いたという衝撃の未確認情報→情報の確度はかなり高い 毎日新聞は奈良県から撤退せよ(一部訂正あり) この情報について、わたしは直接聞いたわけではないので、真偽については判断を保留するのだが、 Yosyan先生のところに、8月の緊急搬送の時、すでに記者が嗅ぎつけて取材していたという情報提供があった というのだ。 詳しくは、Yosyan先生の以下の記事をお読みいただきたい。 新小児科医のつぶやき 2007-06-26 マスコミ許すまじ http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070626 一部引用する。 ところが新聞社の関与時期はもっと早かったのです。なんと救急車の搬送時には記者は既に居たとのことです。そんなに早く記者が駆けつけられた
「マスコミたらい回し」とは? (その69) 毎日新聞が「奈良県周産期医療センター建設延期」を叩けない理由 自分たちの大淀病院産婦死亡事例報道が招いた「奈良県南部の産科絶滅」を隠蔽する意図 前の記事の続き。 再掲する。 総合周産期母子医療センター:本格整備に評価の声 課題は医師・看護師の確保 /奈良 高度な母子医療を提供する総合周産期母子医療センターの新規建設構想策定費などが県の補正予算案に盛り込まれたことが明らかになった14日、医療体制の充実を求めてきた関係者らから、本格整備を評価する声が上がった。一方で、医師や看護師の確保など、ハード面以外の課題も残されている。【中村敦茂】 大淀町立大淀病院で昨年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明となり、その後死亡した高崎実香さん(当時32歳)の義父憲治さん(53)は「改善の動きは喜ばしい」と評価しつつも、「箱モノだけでなく、そこで働く人の量と質も高めて
長久手立てこもり事件で、現場にスタンバイしていたマスコミ取材陣の素敵な喫煙マナーを、現地のヒトが撮影したものがYouTubeにアップされている。社名入りのジャンパーを着てたりするので、どこの社の人間か丸わかり。 これだけ短時間の撮影でもいかに散らかしてるかわかるので、長時間の待機だとゴミだらけになる。 これまでは、写真で現場を撮影したものはあったが、実録ビデオは、割に新しい手法ではないか。 動画に添えられた説明も併せて引用しておく。 愛知長久手拳銃ヤクザ立てこもり事件外伝~マスゴミ喫煙マナー編~ http://www.youtube.com/watch?v=I6Sc9vo_Utc 警察はちょっとトチったけど、マスゴミ諸君はちゃんと仕事できたかな? 「社会が必要としてる」から多少の違法行為は許されるなんて思ってない?それじゃ暴走 DQNトラッカーと同じだね。 ポイ捨ては立派な犯罪です。ちゃん
勤務医 開業つれづれ日記 個人医院開業を目指している医師です。僻地医療で悪化するQOMLの中、中間管理職の僻地勤務をつれづれに書いております。いつも周りにいる皆さんに感謝、感謝で頑張っています。 ネタ元は 伊関友伸のブログ http://iseki77.blog65.fc2.com/blog-entry-2012.html より。 いつも大変お世話になっております。 毎日新聞は、 支局長がこの程度の認識で 紙面に文章を載せちゃうかな…。 恥ずかしい事 この上ないとはおもわないのでしょうか? ------------------------------------- 筑後評論:病院 /福岡 毎日新聞 2007年5月21日 http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070521ddlk40070246000c.html 特に大病やけがもなく44年間
勤務医 開業つれづれ日記 個人医院開業を目指している医師です。僻地医療で悪化するQOMLの中、中間管理職の僻地勤務をつれづれに書いております。いつも周りにいる皆さんに感謝、感謝で頑張っています。 情報未定ですが 某掲示板からの情報です。 kutatakutarou さん ありがとうございます。 皆さん、御存知の 奈良妊婦死亡事件で 毎日新聞が 公然と居直ったようです。 ------------------------------------- http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1177766026/645 645 :卵の名無しさん :2007/05/16(水) 22:10:14 ID:ytRbtdiX0 大阪保険医雑誌5月号より 吉村:後の「医療クライシス」からは報道の姿勢が変わってきていると 医師仲間も思っています。 ただ、最初の大淀病
昨日から一人で興奮しているのですが、新たな物証が発見されました。物証について検討する前に問題のカルテの行方の事実関係を先に整理しておきます。 まず絶対の信用を置いてよい遺族及び遺族側弁護士の発言です。 入手していたカルテはほんの一部 全部を入手したのはごくごく最近 公開したのは昨年8月7〜8日の『看護記録』のみ 外来カルテも公開していない1.、2.については公開シンポジウムで遺族側弁護士が明言(日々のたわごと・期間限定特別ブログ)し、3.、4.については4/30付日刊スポーツに明記されています。 さらにカルテ本体の動向ですが、 日付カルテの動向報道記事 2006.9.21遺族がカルテ開示を請求10/18付産経奈良版 2006.10.17病院記者会見10/17付毎日新聞 2006.10.18警察にカルテを任意提出10/19付産経関西版 簡略ですが、9/21に遺族が看護記録だけ開示を請求したの
本日2稿目です。 出てきました。読売新聞2006年10月31日の紙面およびカルテ写真です。 一連の個人情報流出報道で、御遺族は『看護記録』以外のカルテは報道側に渡していないとのことでした。それが、医師専用の掲示板を通じて流出したとのことで騒動に発展しています。 ここで、この写真にある記録の鑑定ですが...拙ブログ:きな臭い争いにも申し上げましたが、行間を無視してこのような行書体で記入する看護記録を私は見たことがありません。看護師さんは記録に関して、厳しく教育されているのです。診断名も書かれており恐らく医師の記録で良いものと思われます。 さて、読売新聞の記事で10月31日の時点でこの写真が撮られていることから読売新聞は診療録を医師記録も含めて手に入れていたことになりますが、読売新聞はどのようにしてこの医師記録を手に入れたのでしょうか?御遺族が公開されていないのであれば、何らかの裏ルートで手に
「マスコミたらい回し」とは? (その45) ネットにカルテ流出ってホント?読売新聞は奈良県の産科を完全に崩壊させ、近畿の「産科ドミノ倒し」を推進するつもりか→追記あり 極めてまれで、不幸な転帰をたどった大淀病院産婦死亡事例のカルテがネットに流出、と今朝読売が報じた。 このカルテはマスコミが持っている資料と同じもので、ニュース映像としても使用されてきたものだ。 ネットに流出なのではなく、 コピーがあちこちに出回っている というのが真相に近いと思うのだが、読売の記事では 関係者が勝手に流した ことになっている。 わたしが拙blogで引用したのは、当該記事でもその都度断っているように、直接見ることができない医師専用掲示板からのコピペであり、今回の報道で 掲示板に引用されたカルテが本物だった ということがわかった。ちなみに、この件に関する医師達の議論は基本的に 症例研究 の立場であり、果たして大淀
あえて2007年4月29日付毎日新聞より引用 診療情報流出:19病院で転送断られた妊婦遺族が告訴へ 奈良県大淀町の町立大淀病院で昨年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明になった高崎実香さん(当時32歳)=同県五條市=が、県内外の19病院で転送を断られた末に搬送先の病院で出産後に死亡した問題で、高崎さんの診療情報がインターネット上に流出していたことが分かった。遺族は被疑者不詳のまま町個人情報保護条例違反容疑で、5月にも県警に告訴する。 流出したのは、高崎さんの看護記録や意識を失った時刻、医師と遺族のやりとりなど。ネット上の医師専用の掲示板に書き込まれ、多数のブログなどに転載された。この掲示板は登録者数10万人以上で、問題が報道された昨年10月から書き込みが始まった。 遺族は「医師専用掲示板には患者の中傷があふれている。診療情報の流出は自分たちだけの問題ではないと思い、告訴に踏み切ることを決めた
裁判で労災を勝ち取った医者のニュースを見たけど、鬱病で自殺したから労災にせよとのことらしいね。 だったら、そんなに死ぬほど嫌だったなら、勤めを辞めればよかったんじゃないのかな。 辞める自由は、万人に与えられているよ。基本的人権だよ。職業選択の自由って、小学校で習ったけどね。 辞める自由を行使しないで、お前のお陰で自殺した死んだと言われても、僕がその人を使っている立場なら、あなたに向いていないと思った時点で辞めてくれればこんなオオゴトにはならなかったのに、首根っこ押さえつけて働かせることなんて今の時代できる訳ないのに、嫌なら辞めてもらった方がお互いのために良いのに、…と思うけどなあ。 辞める事の権利を行使しないで死んでやる、というのは、死者に鞭打つようだけど、卑怯じゃないのかな。そういう時は、辞める事が、ある意味、その人には義務なのじゃあないのかな。 家族がいる家のローンがある、だから辞めら
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