今回も前回からの間が開いてしまいました. 前回の仮想マシンが稼働した環境を使って,仮想マシンのネットワーク構成をいくつか紹介したいと思います. NAT 構成 これは前回作成した環境です.簡単に書くと図のようになります.Linux の持つブリッジの機能を使いブリッジを作成して,物理NIC〜ブリッジ間で NAT を行います.TAP という,これまた Linux カーネルが持つ機能を使い,この TAP をブリッジに接続するイメージです.TAP を使うと,ホスト OS とホスト OS 上で動くアプリケーションそれぞれからはネットワークのデバイスに見え,それぞれから TAP に向けてパケットを投げると,もう片方でパケットが受信出来るような感じになります. 単純なブリッジ + TAP 構成 どちらかというと,こちらを先に紹介して,NAT を後に紹介すべきだったかもしれません.単純に NAT 構成から