8月25日、中国・山東省済南市で、食肉用として売買される予定だった猫148匹と、猫を盗む際の罠として利用するために飼われていたスズメ31羽がギャング団の施設から救助された。30日、国際動物愛護団体の「ヒューメイン・ソサエティ・インターナショナル(HSI)」が発表した。 救助された猫たちは当時、7つの鶏用ケージの中にぎゅうぎゅうに押し込められていた。 警察の捜査に同行した中国の動物保護団体「ブイシャイン」のファン・ズーヤンは、「猫たちが置かれていた状況は衝撃的なものでした。多くはやせ衰え、叫び声をあげていました」とHSIに語る。 これらの猫は大半がペット、あるいは地域で住民たちが世話をしていたものと見られている。ギャング団は生きたスズメをカゴに入れ、それに引きつけられた猫が入ってくると、すぐさま遠隔操作でカゴの中に閉じ込めるという高度な手法を用いていた。前出のファンによれば、中国では猫を盗む
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