林先生は「仕事原論」で、若いうちは金を(多少荒くてもいいから)めいっぱい使え、といった。いい歳になって品のない使い方はみすぼらしいからだという。金の使い方は訓練と教養がいるらしい。それが無いと、成金のような、金太郎飴みたいに同じような、見た目は豪勢だけれども、、、になってしまうんだってさ。まずそれだけ稼げるかどうかだけども、僕も確かにそう思う。そういう大人にはなりたくない。 この頃なにか書きたいと思っても、まず真っ先に「仕事」関連が浮かんでくるから嫌だ。彼らは、何かにつけて僕の頭の中に浮かんでくる。どっからやってくるんだい?一体。ひっついて離れない。それはまるで、品の悪いプラスチックでできた黄緑色の土管に入った、それと同じ色のスライムが髪についてうまく取れないみたいに。ずっとここらへんにいる。そう、頭らへんに。 とかいってなんだけど、、、僕は仕事が嫌なわけじゃない。わりあい楽しくやっている