ブックマーク / masa1751.hatenablog.com (14)

  • わからないことを誰に聞けばいいかを見極めること - 何を書くか、何を書かないか。

    林先生は「仕事原論」で、若いうちは金を(多少荒くてもいいから)めいっぱい使え、といった。いい歳になって品のない使い方はみすぼらしいからだという。金の使い方は訓練と教養がいるらしい。それが無いと、成金のような、金太郎飴みたいに同じような、見た目は豪勢だけれども、、、になってしまうんだってさ。まずそれだけ稼げるかどうかだけども、僕も確かにそう思う。そういう大人にはなりたくない。 この頃なにか書きたいと思っても、まず真っ先に「仕事」関連が浮かんでくるから嫌だ。彼らは、何かにつけて僕の頭の中に浮かんでくる。どっからやってくるんだい?一体。ひっついて離れない。それはまるで、品の悪いプラスチックでできた黄緑色の土管に入った、それと同じ色のスライムが髪についてうまく取れないみたいに。ずっとここらへんにいる。そう、頭らへんに。 とかいってなんだけど、、、僕は仕事が嫌なわけじゃない。わりあい楽しくやっている

    わからないことを誰に聞けばいいかを見極めること - 何を書くか、何を書かないか。
  • 胸、イズノット・ポータブル、機能的な駅 - 何を書くか、何を書かないか。

    僕の書く文章は特に読みにくい。脈絡がなく、なんの予告もなしに場面は切り替わるので、前後の文章の関係がとても読み取りにくい。これじゃあ国語の評定は晩年3であるに決まってる。たとえば誰かの小説だと、その脈絡のなさが会話文や、主人公の背景、思想などの目には見えにくい部分にフォーカスされていき、一気に物語が厚みを増していく。その厚みが、憶測や推理を生み出し、あーでもないこーでもない、をページの上で実演させる。私にもあれがほしい。散らばった粘土やレゴ・ブロックを組み立てるように、やや不恰好な形でもよいからひとつの物語をまとめてみたい。そう、一つの文章において。・・・私の真向かいの席に座ったギャルが「(うちの)地元の駅はちょっとおっきいけど、(いっぱい)買い物するところとしてのみ機能してるの」と言った。耳を疑った。 「機能しているの」・・・?。 ・・・目の前にいる女は私をゆびさしてこっちにきて、と言っ

    胸、イズノット・ポータブル、機能的な駅 - 何を書くか、何を書かないか。
    korokke1234
    korokke1234 2017/05/04
    同い年とは思えないくらい文章すごい
  • 春はとっくに過ぎました - 何を書くか、何を書かないか。

    今日ぐらいは好きなことを書く 「隈」 毎日、パソコンに向かっています。ここさいきん、調査だったり課題やらに追われていて少し疲れました。課されたテーマに対して、思ってもいないことや「それは無理だろ」というようなことを書いていると、自分がひどく思想に貧しい人間のように思えてきます。この私でもはじめて、目の下に隈を作りました。朝起きてすぐ顔を洗い、歯を磨いていると、目の下にアザがあるように見えました。どっかにぶつけた覚えはないし、一対に均等についているように見えます。でも、少し寝ぼけているからよく見えない。どんどん鮮明になってくるとわかりました。どうやらそれは「隈」だったようです。最近買ったに、蒸しタオルで目を休めるとか、能動的に目の筋肉を動かすとか読んでいて実践しました。今のところ、幾分、いい具合で落ち着いています。 社会人というよりか、会社人である 帰り道の電車、あるいは自転車で移動中、会

    春はとっくに過ぎました - 何を書くか、何を書かないか。
  • オペラ セイグッドバイ - 何を書くか、何を書かないか。

    www.youtube.com 5冊ぐらいのをザーッと読んでいて、いろんな角度から降りてくるインスピレーションをいっしんに受け止めた。ああ、なんだっけこの歌…。「say goodbye」ってフレーズしかわからん…。とか思いながらページをめくっていると、集中できなくなった。Ann no jyo. に付箋を貼り、ここまで読んだという足あとをつけ、アイフォーンを手に取る。オペラっぽいって直感だけを頼りに、検索窓には「opera say goodbye」と入力。するとどうやらこの名曲のは『Time to say goodbye』と言うらしい。なんていい歌なんだ…。 (検索するとき『アマルフィ』っぽいなと思ったんだけれどもこれで間違ったらなんだか恥ずかしいな、と思いやめた。【オペラ セイグッドバイ】だなんて入力している時点で、羞恥心もへったくれもないんだけど。・・・オペラ セイグッドバイで見つけ

    オペラ セイグッドバイ - 何を書くか、何を書かないか。
    korokke1234
    korokke1234 2017/04/23
    俺も昨日女のいない男たち読みました
  • じゃんけんをしよう - 何を書くか、何を書かないか。

    女は徐ろに「じゃんけんをしよう」と言った。奇遇なことに僕もじゃんけんをしたかったので、二つ返事でうなずいた。 「最初はグー、ジャンケンポウ。」彼女の掛け声は明らかに変だった。それでも僕は何も口出ししなかった。 ジャン・ケンポウ? 「君はチョキで僕がグー。僕の勝ちだ。」 「何のことかさっぱりわからないわ。このじゃんけんは三回勝負、少なくともあと二回は付き合ってもらう。」女は私の身に覚えない約束を持ち出した。しかし僕は余計なことを言わず「わかった、付き合うよ。」と返した。 合図は女がした。 「最初はグー、ジャンケンポウ。」 「君はパーで僕がグー、君の勝ちだ。さあ、あと一回勝負しよう。」 「さっきからあなたは何を言っているの?」 「君はさっき、三回勝負しよう、と言ったね?」 「私は今勝ったの。これであなたの負け。終わりよ。そんな約束はしていないわ。」 女はさっき自分が取り付けた約束のことを忘れて

    じゃんけんをしよう - 何を書くか、何を書かないか。
    korokke1234
    korokke1234 2017/04/16
    すごい
  • 酸味が強いと言うか、あんずのような味がした - 何を書くか、何を書かないか。

    転居先4日目。 私はいつまで、これから住むここを「転居先」と呼ぶだろうか。転居先の最寄りの駅から東京ではない方面に一つ行くと、これから住む地域に関する諸手続きができる区役所がある。 夕方5時前、私がそこを出た時、風向きは変わり気温はあたたかく感じられた。生ぬるい風が私の肌を撫でた。さらっと。陽は今にも落ちそうだというのに不思議だった。駅から吐き出される人々は涼しい顔をして至る方面に向かって歩いていった。私もそのうち、彼らの一部になれるのだろうか。私は駅併設の区役所近辺におよそ2時間半いた。 はじめそこについた時、待ち時間用の番号カードを受け取った。待ち時間は75分と示されていた。天気のいい平日の昼下がり、その区役所はみるみるうちに人は増えていき、最後には75分が90分に書き換えられた。時間があったから下に降り図書館でカードを作ろうと考えた。 「転出証明書では住民の証明はできませんで、カード

    酸味が強いと言うか、あんずのような味がした - 何を書くか、何を書かないか。
    korokke1234
    korokke1234 2017/03/29
    文章憧れる
  • 「イージー・ラヴァー」 - 何を書くか、何を書かないか。

    さて、今日は好きなことを書くぞ! 70s〜80s 「イージー・ラヴァー」がリリースされたのは1984年。私の生まれる10年も前だった。この時代、私の母親はバリバリに働く20代だった。私は幼い頃、車や家で聴かされた歌のほとんどは80年前後のものだった。あまり面白くなかったが、聞いているとなれるものでこうして今爆弾が爆発したわけだけど、母親はしめしめと思っているだろう。 私にとって80年代前後は特殊な雰囲気をもった年代だ。曲を聴いていると、その時代を生きてないのに、まるでその時代の雰囲気を追体験しているような感覚におちいる。当におかしい。とてもおかしい。この時代のソウルやファンクやロック、ブルース、ディスコなどのブラックミュージックは他のものと何かが違う。明確に区別できたりしないけど何かが違うのである。 とにかく見て、聴いてほしいと思う一曲 Philip Bailey, Phil Colli

    「イージー・ラヴァー」 - 何を書くか、何を書かないか。
    korokke1234
    korokke1234 2017/03/28
    めっちゃかっこよかった
  • 心のどこかでは「せいせいした」と思う自分がいたのかもしれない - 何を書くか、何を書かないか。

    卒業式を終えました。 どれだけ希っても叶わないことがたくさんあるのを知ることができた大学生活でした。心の中では何度も地団駄を踏んだこともありますし、いや、じっさい地団駄を踏んだことも多々あります。 何をしにここにやってきたのだろうと、考えもしなかった一年生。何をしにここにやってきたのか、ついに考えるようになった二年生。何をしにここにやってきたのか、という問いそのものに縛られず、学問、生活、陸上競技を自由に謳歌しようと気づいた三年生。すべてを洗いざらい総復習し、ふたたび、何をしにここにやってきたのかを問い、自身を見つめなおす四年生。正確に、線引きできるわけではないけれども、キチンと周期的にシーズンをめぐらす陸上競技の季節とともに、この地で生活してきたことは揺るがない事実です。 いつの日かどこかで「若いうちは、人生は要約できない」みたいなことを聞いたことがあって、その時の私は「まあそうだよな」

    心のどこかでは「せいせいした」と思う自分がいたのかもしれない - 何を書くか、何を書かないか。
  • インスタント・コーヒー - 何を書くか、何を書かないか。

    村上さんの作品には頻繁に「トランジスタラジオ」が出てくる。 読むたびに私は普通の「ラジオ」となにが違うのか気になっていた。だがその気がかりの正体は「ラジオ」という概念や想像するフォルムが定まっていないだけだった。そもそも「ラジオ」と聞くと正体不明、不定形の電波を思い浮かべる。あるいは流れている音、パーソナリティの声、流行のメロディ。誰もがラジオと聞いて「トランジスタラジオ」のような有形の箱物を思い浮かべるだろうか?車で聴けるAMやFM放送のチューニングを思い浮かべるものはいるかもしれない。 「それは、つまみのところさ。」と誰かは言った。 ところでその「トランジスタラジオ」なるものは見たことがあった。祖父母の家で。その黒い箱型のラジオは、私が生まれる前から使われているであろうが、去年の秋に訪れた時もそのラジオは健在だった。 正直にいうとそれは、あくまで「トランジスタラジオ」なるものであって、

    インスタント・コーヒー - 何を書くか、何を書かないか。
  • 宙ぶらりんになった傘。あるいは開かれることのなかった傘 - 何を書くか、何を書かないか。

    僕はその頃、スニーカーの中の小石を不意ながらも許し、歩き続けていた。砂利道を歩いたわけではないのに(というか今日いちにち、アスファルトしか踏みしめていなかったはずだ)私のスニーカーの中には、履いているあるじを少なくともよい気分にさせないような小石が転がり込んでいる。歩いて13分。私の早歩きだと10分。駅の出口 to 家の玄関だと正確な時間は11分24秒だった。 引っ越し先についた時ハッと気づいた。大学に健康診断証明書を取りに行く時、その駐車場は砂利だった。ならばなぜ、その時に入ったであろう「小石」は、何時間も経ち、引っ越し先のマンションが目前というところで姿を現したのだろう?それまでそいつはどこに隠れていたというんだろう?それを考える上でたどり着く最適な解はいくつかのパターンが思いつく。そもそも、砂利道を歩かなくても小石はそこらへんの道路に転がっている。時々走ったりして、その隙にそいつは

    宙ぶらりんになった傘。あるいは開かれることのなかった傘 - 何を書くか、何を書かないか。
    korokke1234
    korokke1234 2017/03/13
    スゴイ
  • 懐古趣味 - 何を書くか、何を書かないか。

    SHISHAMO の「明日も」、いい曲だね。 SHISHAMO「明日も」 「明日も」を聴いていると少し寂しい気分にさせられた。働いていけるのかな、って不安にもなった。気分的に引っ張り出されることを少し無理やりにでも書いておこうと思う。 部屋のものがどんどんと減って行く中で、過ごした3年間にみることのなかった景色をこの部屋に見いだすことが出来ていま不思議な気分になっている。先輩からロフトベッドと器棚を譲り受けるにあたって、引越し当日はその先輩と先輩の父親、私と私の父親と運んだりしたから、そういった大きなものがない部屋を私の部屋だと認めることがとりあえず奇妙な気分にさせている。この生涯、多く持たないミニマリストのような部屋の片隅でポツンと体育座りをした経験がない私は、背の高いものが失せてスペースの広がった部屋でジッと体育座りしてみる。ここではいろんな歌を聴いて、いろんなを読んで、いろんなD

    懐古趣味 - 何を書くか、何を書かないか。
    korokke1234
    korokke1234 2017/03/04
    継続して欲しい。みんな見たいはず
  • 隠しごとをする - 何を書くか、何を書かないか。

    SHISHAMO「明日も」           【YouTube より転載】 よく晴れた日だった。 いつものように遅くもなく早くもない時間に起き、簡単な昼を済ませ、その昼の中には昨日母親から届いたみかんを添えた。添えたと言っても段ボールから引っ張り出し自分で皮をむいてその皮はそばにあったゴミ箱に投げ一つ一つ身を剥がしながら口に放った。最後が二つ残るとそれは一つに離さないで塊のままべると決めている。それと、中学生の頃から私はみかんの白皮は気にしないでべるようになった。昨日までの雨が嘘のように晴れた日だった。雲ひとつない天気だった。自然と外へ飛び出したい気分になり、あてもなく散歩をしようかと考えた。電話を受けるなど細かい用事を済ませ、私はスキニージーンズに足を通し、深緑のニットセーターに腕を通した。ユニクロの伸び縮みする「ストレッチなんたら」が私は好きだ。かれこれ二年ほど履いているが、

    隠しごとをする - 何を書くか、何を書かないか。
    korokke1234
    korokke1234 2017/03/03
    文章の引力すごすぎる
  • 「ピクルス多めで」 - 何を書くか、何を書かないか。

    私はヘビーユーザーというほどではないが、マクドナルドを良く使う。私が小さい頃から、親は「マックは美味しくない」し、「行く価値がない」みたいなことをよく口にしていた気がするが、それでもなんだかんだいって私をマクドナルドに連れていってくれた。あのごみごみとした休日の雰囲気が好きだった。確かに子供って多かったのかな。そう思わせる。記憶の中ではそここそが家族団らん的な雰囲気を持っていた。あんな行列に並ぶのもこのぐらいの歳になってやっとわかる。 「あんなん並ぶの絶対イヤ。」 私にとってケチャップの味覚は、ほぼマクドナルドのハンバーガの思い出とともにある。イタリアンなレストランのピッツアをべても、たとえそれにいくらチーズにバジルソースがかかっていても、なぜかハンバーガーを思い出す。ピザソースとケチャップは別物だというのにさ。 ハンバーガー80円の時代を少しだけ知っている私は、値上げしたからと言ってい

    「ピクルス多めで」 - 何を書くか、何を書かないか。
    korokke1234
    korokke1234 2017/03/02
    文才ぱない
  • バスのメーター - 何を書くか、何を書かないか。

    雨粒のついたガラス越しにみえる信号のみどりがきれいでたまらない。浅草に光る妙なネオンも色っぽい。後方のスカイツリーはよく曇っていてみえない。アサヒビールの巨大なオブジェが何を表しているのか未だによくわからない。雨に濡れた道路が、たてものの光を吸収して反射する。雨降りなのに傘を忘れた。しまった。 僕は基的にバスがきらいで、ほんとうは新幹線や電車の方がはるかにすきだ。後者は、前者より近代的な進化を遂げている感じがして、実用面でいうと、時間の遅れや渋滞に巻き込まれるリスクがすくない。満員などの多少の混雑は許容できる。 だが僕はバスによくお世話になってしまう。とにかく渋滞に巻き込まれるし拍車がかかって眠りにくいけど、とにかく僕はよくバスに乗るのだ。毎回毎回、降りる際に「こんなもん乗ってやるか!」と思っていても一週間後にはケロッとして、バス前方の出入り口付近にてスイカでピッとタッチしてるのだ。特に

    バスのメーター - 何を書くか、何を書かないか。
    korokke1234
    korokke1234 2017/02/22
    文章うますぎ
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