NHKクローズアップ現代「卵子老化の衝撃」など卵子の老化に関する報道が続き、生理学的に有利な年齢で出産する大切さが注目されています。これは、とてもいいことだと思いますが、その反面、誤解・曲解もたくさんあるようです。 1.「女性は卵子が老化し始めたら、もう産めない」という誤解 卵子の老化はとても長い年月をかけて少しずつ進行します。ですから、卵子の老化が指摘される年齢になっても、妊娠しなくなるのではありまん。少しずつ妊娠しにくくなるだけです。つまり、避妊をやめてから授かるまでの月数がかかるようになります。 よく「避妊をやめたら、すぐ妊婦になると思っていた」と言う人がいますが、30代妊娠では、なかなかそうはいかないわけです。でも、生殖機能が正常で、性生活もある男女であれば、時間はかかっても基本的に妊娠します。 避妊をしないで、長いあいだ産み続ける多産女性の出産年齢を第一子出産から順に聞いていくと
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